「たかぎのつぶやき」

第17つぶやき( ^ω^)・・・★

こんにちは、タカギです。

7月23日に千葉市の木村病院の精神科医、松木悟志先生の講演会に行ってきました。

この講演会は千葉ピアナッツが主催しており、ピアナッツはピアサポーター関連の集まりです。

まず開口一番に先生は

「私は精神科医である事を無力だと感じている。なぜなら患者に診断と薬の処方しかできないから。人は人でしか回復できない。」

僕も市川市の事業所で色々な方の出会いで回復(リカバリー)した身なので、ひと目でこの先生を好きになりました。

この後のお話もすごく共感できるものであり、「病気と共に生きる」「診断名だけに頼らず、困りごとに注目する」「自己管理の方法」などお話されていました。

日本の精神分野はまだまだ医療が福祉より強いです。もちろん医療は大事です。

しかし精神疾患は風邪とかの普通の病気と違い、「人薬」が必要です。

僕は今、地域活動支援センターなぎのピアスタッフとして働いていますが、まだまだ自分の無力さを痛感します。

これからも日々の勤務や勉強会、啓蒙活動を通じて、日本の精神保健福祉の向上に少しでも貢献できたらと思っています。